「昼の蚊やだまりこくつてうしろから」一茶

一茶記念館では、新たに発見された資料『柏原雅集』の企画展を開催します。

『柏原雅集』は、一茶の遺墨など55点を折本に張り込んだもので、一茶のふるさと柏原宿の本陣当主で、明治時代に一茶顕彰に尽力した中村六左衛門利貞が収集し、後に京都の旧家に伝わったものです。

扇面、短冊、色紙、妻きく宛をはじめとした書簡など、数々の一茶遺墨が含まれた、近年類を見ない膨大な新資料で、新出俳句も9句見つかっています。

大変見どころの多い新資料ですので、皆さん是非ご覧ください。