ねこ館長日記

俳人能村研三さんの記念館講座

一茶記念館では、毎年4回、研究者や俳人をお招きして、一茶や地域の歴史、俳句について勉強する「一茶記念館講座」開催しています。

平成29年度の第1回は、俳人の能村研三さんをお招きし、「俳句は個性」と題してお話いただきました。能村さんは、俳誌「沖」を主宰され、(一社)俳人協会の理事長としても活躍されています。

能村さんの父、昭和の俳人能村登四郎は、水原秋桜子の門人でした。登四郎が、師の良いところを継承し、なおかつ自らの個性を作っていった句作の歴史を振り返りながら、句作における個性の重要性についてお話いただきました。

後半は、同門の俳人たちの代表句に現れた、それぞれの個性を紹介していただき、俳句における個性を具体的に解説していただきました。