ねこ館長日記

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小林一茶197回忌全国俳句大会

11月19日に一茶忌全国俳句大会が開催されました。今年は4年ぶりのフル開催となり、前夜祭、当日俳句大会、俳人で「汀」主宰の井上弘美先生の記念講演、お昼は恒例の新そば会、午後は表彰式と、丸一日一茶を偲び、俳句を楽しむイベントとなりました。会場には多くの俳句愛好者、一茶ファンの皆さんにご参加いただき、久しぶりの賑わいになりました。

小林一茶196回忌全国俳句大会

11月19日に一茶忌全国俳句大会が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大により2回にわたり当日行事が開催できず。今回は3年ぶりの開催となります。

今回は未だコロナ対応のためにフル開催ができず、当日俳句大会や前夜祭はなく、日程を半日に絞っての開催となりました。

表彰式の後、(公社)俳人協会理事長で「沖」主宰の能村研三先生に記念講演をしていただき、お昼は恒例の新そば会にたくさんの方にお集まりいただきました。

3年ぶりのイベントを無事開催することができ、関係者の皆様、ご来館いただいた皆様に心より感謝申し上げます。来年以降、フル開催できることを切に願っております。

長野県の移住総合メディア「SuuHaa」で紹介されました

信州に移住した偉人として、小林一茶が下記のサイトで紹介されています。一茶は15歳で江戸に奉公に出た後、50歳で故郷柏原に帰住したので、現代でいうUターン移住者ともいえる人生を送っています。

詳しくは下記サイトで。

信州に移住した偉人たち 50歳で江戸からUターン、52歳で初婚 俳人・小林一茶の生涯| 長野県の移住総合WEBメディア「SuuHaa(スーハー)」 (suu-haa.jp)

 

新蔵資料展「北島新平が描いた一茶」展示替え

現在開催中の新蔵資料展「北島新平が描いた一茶」の作品7点の展示替えを行いました。7月10日までの会期で開催中ですので、優しい作風の北島氏の絵画を皆さんもぜひ一度ご鑑賞ください。

 

猫館長うみちゃん今年も元気に出勤中

一茶記念館の猫館長うみちゃんは、近所のお家から毎朝のように通勤してきます。

豪雪地帯の信濃町柏原。今シーズンは特に大雪で、ものすごい量の雪が通勤路にたまってしまっていましたが、ようやく地面が見え始めて通ってこれるようになりました。雪のない隙間を上手に通って通勤しています。

うみちゃんは今年で館長就任13年目、15歳のおばあちゃん猫です。さすがに昔のように館内を飛び回らなくなりましたが、今年も元気に過ごしています。

猫は気まぐれですので、いつでも会えるわけではありませんが、もし会えた方はとてもラッキー。今年もうみちゃんの活躍にご期待ください。

 

今シーズンの通常営業開始

3月20日から今シーズンの通常営業を開始しました。

すでに開館している野尻湖ナウマンゾウ博物館とのお得な2館共通券もございますので、ぜひお出かけください。

今年は大変残雪が多くなっており、まだ一茶さんのお墓は雪に埋もれています。皆様お気をつけてお越しください。

臨時休館のお知らせ(3月6日まで)

長野県全県に「まん延防止等重点措置」が適用されたことを受け、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、下記の期間臨時休館とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

【期間】 令和4年1月27日(木)~ 3月6日(日)

※今後も休館期間は変更される場合があります。その際には改めてお知らせいたします。

企画展「森貘郎 板画一茶暦 四十年」始まりました

10月2日開催初日は、作者の森貘郎さんご夫妻にお越しいただきました。いち早く2022年のカレンダー展示販売も行っておりますので、ぜひご覧ください。

千曲市在住の板画作家森貘郎さんは、一茶、山頭火、芭蕉などの多くの俳句をモチーフにした作品を長年作り続けてきました。なかでも一茶の俳句には並々ならぬ思いがあり、1982年から毎年、オリジナルの一茶俳句板画によるカレンダー「一茶暦」を作り続けており、今年は40周年の節目にあたります。
これを記念して本企画展では、一茶暦の40年の歩みを振り返りながら、味わい深い一茶俳句の世界をご紹介いたします。

新資料3点を展示中です

一茶記念館では、新たに発見された一茶関係資料3点を展示中です。常設展示室で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

左:一茶自筆短冊「それ虻に」

中:一茶自筆俳諧歌短冊「つひの世の」

右:一茶の師森田元夢筆「芭蕉翁画賛」