ねこ館長日記

月別アーカイブ: 2014年11月

全国小中学生俳句大会募集締切間近です

来年5月5日に開催される、小林一茶第14回全国小中学生俳句大会の投句募集は、11月30日(日)が締め切りです。期間がありませんので、もしご関心のある方がいらっしゃいましたら、至急一茶記念館までお問い合わせをお願いします。

小林一茶第188回忌全国俳句大会を盛大に開催

IMG_3703s

一茶の命日11月19日に、一茶忌全国俳句大会が開催されました。午前中は、日本を代表する女流俳人の一人、黒田杏子さんにご講演いただきました。黒田さんからは、若いころに信濃町を訪れ、一茶記念館の元館長、故清水哲さんに、自宅のそば畑を案内された出会いから、哲さんが亡くなるまでの交流のエピソードを中心に、恩師をはじめとした俳句の縁、ご自身が手掛けているイタリアでの俳句普及活動、元アメリカ大使館員のアビゲール・フリードマン女史に俳句と日本文化について教え、その後帰国したフリードマン女史が、黒田さんの俳句を英訳した本を出版したことといった、世界に広がる俳句文化についてなど、幅広く語っていただきました。黒田さんの軽妙な語り口に、会場は何度も笑いに湧いていました。

お昼には、恒例の新そば会が催され、用意した400食が完売する大盛況でした。

午後は俳句大会の表彰式が開催され、各賞を受賞された皆さんに賞状と賞品が授与されました。当日募集の席題俳句では、「木の葉髪」「猫」「嘱目」の3つのお題が出され、お二人ずつの選者の方により、それぞれ特選3句、佳作15句が選ばれました。「猫」のお題では、我らが猫館長うみちゃんもたくさん詠んでいただき、特選句にも猫館長の句が選ばれました。

小春日や自動ドア開け猫館長(席題特選句)

11月19日(水)は一茶忌全国俳句大会

一茶の命日11月19日に、一茶を偲んで、法要・俳句大会・そば会などを催します。第188回忌の今年は、俳人黒田杏子さんにご講演いただきます。俳句をつくらない方でも参加できますので、お待ちしております。

8:30~10:00  受付・席題発表【一茶記念館】

9:00~ 9:50  法要 【一茶菩提寺明専寺】

        一茶保存会主催

10:20~11:20 記念講演「一茶と私」 

        俳人 黒田杏子氏

11:30     席題締切

11:00~13:00 新そば会

        ※地元産の手打ち霧下そば

11:40~12:10 音楽劇「セロ弾きのゴーシュ」

        信濃小中学校3年生

13:00~15:30 全国俳句大会表彰式

森貘郎さんの講演会がありました。

26118森トーク11月8日(土)、記念講演会「棟方志功と俳句板画の作家たち」について森貘郎さんからお聞きしました。森さんは、棟方志功の板画と出会って板画を始めたこと、信州に滞在していた秋山巌さんに偶然あったエピソードなど、俳句板画が生まれてきた背景などをうかがいました。講演のあと、ギャラリートークで、それぞれの作家の思いを語っていただき、作品を鑑賞することができました。